interview 社員インタビュー

2024年 中途入社
補償コンサルタント事業本部
総合補償技術部 部長 K・T
担当業務:公共事業における用地買収交渉を担当。権利者との信頼関係を築きながら、契約締結に向けてサポートする業務
公務員・財団を経て、民間へ。
「新しい世界」で拓く、
用地交渉のプロフェッショナル。
入社理由を教えてください。
私は新卒で公務員としてキャリアをスタートし、その後、財団法人で4年間勤務してきました。そして、「今まで経験したことのない新しい民間の世界での仕事にも挑戦してみたい。」という思いから、四門への転職を決めました。
現在の業務内容を教えてください。
現在は、主に用地交渉業務を担当しています。私たちの部署では、土地の権利を持っている方々とのお話をし、ご理解・ご協力をいただくための交渉が重要な業務の一つです。私は、表に出ることと合わせ、チームのメンバーがスムーズに交渉を進められるよう、裏方としてサポートする役割も担っています。
困難にぶつかったとき、どのように乗り越えていますか?
交渉は簡単ではありませんが、私は「先入観を持たない」ことを常に心がけています。相手の方一人ひとりと真摯に向き合い、信頼関係を築くことが大切だと考えています。初対面では、清潔感のある身だしなみを心がけ、共通の話題から入るなど、コミュニケーションを円滑にすることも考えています。
お仕事のやりがいを教えてください。
最も嬉しい瞬間は、契約を締結できた時です。土地の権利者の方とお互いに納得したうえで、笑顔で話を終われるのが理想です。
そのためには、交渉の初期の段階での雑談なども重要だと考えています。
まずはリラックスした雰囲気を作ることで、本音でお話いただけるようになり、良い結果につながることも多いと感じています。「信頼関係を築けたな」と実感できた瞬間も、この仕事ならではの達成感があります。
職場の雰囲気について教えてください。
私の部署は、用地交渉に長けている社員ばかりなので、お互いがコミュニケーションを取りながら、全員が意見を出し合える雰囲気で仕事を進めています。
新しく入社される方も、きっとすぐに馴染んでいただけると思います。皆で協力しながら、気持ちよく仕事に取り組める環境が整っていると自信を持って言えます。
ワーク・ライフ・バランスについて
休日は趣味のランニングや、図書館で幅広いジャンルの本を読むことも楽しんでいます。そこで得た知識が土地の権利者の方との会話のきっかけになり、交渉をスムーズに進める助けになったりすることもあります。
趣味を楽しんだり、家でゆっくり過ごしたりと、仕事以外の時間も大切にすることで、良いバランスが保てているのではないかと感じています。
長く活躍し続けるための秘訣があれば教えてください。
長く活躍し続けるうえで大切なのは、「嫌なことを引きずらない」ということでしょうか。
仕事をしていると、うまくいかないことや悩む場面もありますが、いつまでもくよくよしていても前に進めません。大切なのは、気持ちをうまく切り替えて、次に向けて前を向くことだと思っています。そうした積み重ねが、気づけば長く活躍し続ける力になっているのだと感じています。
応募者へのメッセージをお願いします。
四門は、将来性のある業界の中で、さまざまなことにチャレンジできる会社です。
私たちは、新しい仲間が加わることを楽しみにしています。入社された際には、遠慮せずにいろいろなことに挑戦してみてください。わからないことがあっても大丈夫。私たちがしっかりサポートします。
一緒に外に出て、多くの人と出会い、信頼関係を築きながら成長していきましょう!

2017年入社
補償コンサルタント事業本部
用地補償部 測量課 主査 Y・K
担当業務:土地の境界・面積を精密に測量し、土地の評価、用地測量など、地上測量を中心に測量部門全般にわたる業務。
子育てと両立しながら活躍!
風通しの良い職場で成長を実感
現在の業務内容を教えてください。
現在は、土地の境界確定※1に関する業務を担当しています。資料の作成や関係者との立ち会い準備などをとおして、境界の確認を円滑に進めるサポートを行っています。立ち会いが無事に終わったときは、毎回ホッすると同時に、やりがいも感じます。
現場にも行かれるのですか?
はい、境界の立ち会い※2には必ず行きます。書類や机上の情報だけでは見えない土地の状況や、隣接地との関係性など、現場でしか得られない情報も多くあります。
業務の中で難しさを感じる点は?
全体の進捗状況を把握しながら進める必要があります。複数人で協力しながら業務を進めているので、関係者との情報共有を大切にし、日頃から積極的にコミュニケーションをとるよう心がけています。また、補償業務管理士の資格を取得したことで、知識面でも業務の円滑化に役立っていると感じます。
ワーク・ライフ・バランスについて教えてください。
時短勤務をさせていただいており、子育てとの両立がしやすいと感じています。子どもの体調不良などの急な予定変更にも、周囲が理解を示してくれるため、安心して働くことができています。事前に相談すれば、業務の調整も柔軟に対応してもらえるので、安心して仕事に取り組むことができます。
女性にとって働きやすい環境だと思いますか?
子育てや介護など、ライフイベントに応じた働き方に理解があり、時間の調整がしやすいことや体力的に大きな負担がかかる業務が少ない点なども、とても助かっています。
資格取得について教えてください。
会社としても資格取得を推奨しており、研修制度も充実しているので、スキルアップを目指しやすい環境です。
特に、補償業務管理士の資格取得についてサポートが充実しており、周りに取得を目指す社員も多いです。
職場の雰囲気について教えてください。
部署はグループごとに分かれていますが、お互いの進捗を共有し合い、協力して業務を進めています。上司や先輩方にも相談しやすく、困ったときすぐ声をかけられる風通しの良い職場が魅力です。
必要とされる能力とは何だと思いますか?
タスク管理能力が非常に重要だと思います。たとえば、境界立会いといった期日が決まっている業務では、「何をいつまでに終わらせるのか」を明確にしながら、担当者と協力しながら計画的に進めていく必要があります。また、関係各所との調整も欠かせない要素です。周囲と丁寧に連携を取りながら、円滑に業務を進めていく力が活かされる場面が多くあります。
応募者へのメッセージをお願いします。
四門の仕事は、専門的な知識を学校で学んできた方に限らず、未経験の方でもしっかり成長できる環境だと思います。研修制度が整っており、現場では先輩が丁寧にサポートしてくれますので、安心して挑戦していただけます。私自身も含め、まわりのみなさんに助けられながら日々成長しています。一緒に働ける日を楽しみにしています!
※1土地と土地の境目を法的に明らかにし、関係者間でその位置について正式に合意・確定させる業務のこと
※2土地の境界線を確認するために、土地の所有者や関係者が立ち会って、現地で境界の位置を確認・合意する作業のこと

2024年 新卒入社
補償コンサルタント事業本部
用地補償部 測量課 Y・Y
担当業務:土地の境界・面積を精密に測量し、土地の評価、用地測量など、地上測量を中心に測量部門全般にわたる業務。
新たな専門分野で活躍 -
知識を活かし、社会に貢献する喜び
入社理由を教えてください。
四門を知ったきっかけは、大学の就職支援課のイベントです。コロナ禍での学生生活の中、安定した仕事を求めていた私は、四門の採用担当の方から「国の受注が9割」というお話を聞いて、国の事業は今後もなくなることは考えにくいと感じました。
また、日本国憲法上保障されている必要不可欠な業務であるという点にも魅力を感じました。自分の考えていた軸と合致している会社だと思い、入社を決意しました。
職場の雰囲気について教えてください。
入社後すぐに職場の風通しの良さを感じました。
同期は話しやすいですし、ランチや就業後に食事も一緒に行くなど、良い関係を築けています。
先輩や上司も年齢に関係なくコミュニケーションが活発で相談しやすく、部署全体でチームワークを大切にしています。業務においては、まだ自分で考えて対処することが難しい場面もあり、先輩や上司への相談が必要不可欠です。上司の不在時も、他の先輩がしっかりとサポートしてくれるのでとても心強いです。
1日の仕事の流れについて教えてください。
出社して、上司にその日の作業内容を確認します。その作業が終わると新しい業務を確認しながら進めていく流れです。常に上司に相談・報告しながら業務を進めています。
現場作業では、大学の法学部では触れる機会がなかった測量機器の操作を覚えることに努めており、新鮮な体験です。
大学で学んだ知識が役立っていますか?
法学部で学んだことが、現在の業務に繋がっている部分もあります。業務を通して土地収用法などを扱う中で、「この文言は土地収用の時に必要不可欠なんだ!」と実感することができ、法律が自分の業務にとって重要だと感じる機会が多いです。
資格取得について教えてください。
入社2年目の今は、業務を覚えることを第一にしています。
休日は行政書士の資格取得に向けて勉強しています。
学生時代に安定した仕事である公務員も視野に勉強していた経験があり、行政書士の試験内容が公務員試験の内容と似ている部分が多いことから、学生時代に勉強した知識も活かせると思い、挑戦してみようと思っています。
お仕事のやりがいを教えてください。
自分が作成した資料で、打ち合わせや境界立ち会いなどがスムーズに進んだ時にやりがいを感じます。
ワーク・ライフ・バランスについて教えてください。
休日は仕事のことを忘れて、リフレッシュしています。国内旅行が好きで、2ヶ月に1度は旅行を楽しんでいます。有給休暇も取りやすいと感じています。
今後の目標について教えてください。
将来的には担当技術者として、打ち合わせから業務まで一通りこなせるようになりたいと考えています。そのために、まずは仕事に慣れることと、資格の勉強を頑張りたいと思います。特に補償業務管理士は業務上、必要な資格だと思うので、将来的には挑戦したいです。
補償コンサルタントという仕事の将来性についてどう考えていますか?
補償コンサルタントは、縁の下の力持ちのような仕事だと思っています。道路建設などのように目に見える仕事ではありませんが、用地業務が進まないと公共事業自体が進まないため、必要不可欠な存在です。憲法でも保障された業務であり、今後も社会に求められ続ける業界の一つだと考えています。
応募者へのメッセージをお願いします。
補償コンサルタントという業界は、目に見えにくい分、気づきにくいかもしれませんが、チャレンジしてみると面白さや学びが多い業界です。ぜひ一歩踏み出して挑戦してみてください。
法律に則って真面目に仕事に取り組める人が活躍できると思います。
未経験でも、会社には研修制度や相談しやすい環境が整っているので、安心して飛び込んできてください!

2019年 中途入社
補償コンサルタント事業本部
業務補償部 東北ブロック 主任 M・M
担当業務:成果物(物件)の点検、資料作成、支店の運営業務等
未経験からプロフェッショナルへ。
東北支店の成長を牽引する若き力。
入社理由を教えてください。
前職の測量会社で用地補償の仕事に興味を持ち、より専門的に携わりたいと考えるようになり、転職を決めました。いくつかの会社を受ける中で、四門とのご縁があり入社しました。
前職で現場に同行させていただいた経験は、今の仕事の基礎となっています。特に、平成27年関東・東北豪雨に伴い地元である阿賀野川水系支流河川の決壊という大規模災害の河川改良復旧事業に携わった経験が私のキャリアの大きな転機になりました。この経験を通じて少しでも力になりたいという思いが芽生え、その想いが今の仕事への姿勢にも繋がっています。
現在の業務を教えてください。
現在は国土交通省東北地方整備局の管轄内に設置されている河川国道事務所が配属先で、主に物件の点検業務を担当しています。
これまで取得した測量士補、補償業務管理士の資格を活かし、成果物の点検や、発注者である国土交通省の職員との連携を行っています。
「資料作成」と聞くと、単に書類をまとめるだけのイメージがあるかもしれませんが、実際は様々な業務があります。たとえば、調査業務発注前の現地確認や発注数量概算調査、相続関係が複雑な土地の調査など、計画の初期段階から関わることもあります。また、コンサルタントが作成した成果物をチェックし、法律や基準に適合しているかを確認する作業も重要な業務のひとつです。
そのほか、所属している東北支店の運営に関わる業務も一部担当し、昨年度は支店の移転計画に支店長をサポートする役割で携わりました。普段の業務と並行して行うのは大変でしたが、貴重な経験を積むことができました。
困難にぶつかった時、どのように乗り越えていますか?
前職は測量会社に勤務しており、一般事務として勤務する予定だったため、技術職として働くことは全く想像していませんでした。
補償コンサルタントの仕事も、最初は専門用語に戸惑い、「延床面積とは何か?」、「歩掛(ぶがかり)は何と読むのか?」といった手探り状態からの挑戦でした。
とにかく、標準書を読んだり、先輩に聞いたり、過去の成果物を参考にしたりと、できることは何でもやりました。わからないことがあればまず出来る限り自らの力で調べ、その上で理解ができない事項については「なぜわからないのか」に立ち戻り、相談したい内容を整理した上で質問するなど、積極的に取り組むことで、少しずつこの仕事に対し理解を深めることができました。
現在の業務内容を教えてください。
直接的に「物」を作る仕事ではありませんが、自分が携わった物件調査や用地交渉が、やがて堤防や道路といった形で社会に残るのを見たとき、微力ながら社会の役に立てていると実感でき、嬉しさを感じます。
また、国土交通省が進めるような大きなプロジェクトの一部に関わる中で、自分の仕事がその一端を支えているのだと思えることも、大きなやりがいになっています。
職場の雰囲気について教えてください。
私が入社した頃は、東北エリア内に女性が一人だけで、同年代もほとんどいませんでした。
しかし、今では年齢層も幅広く、活気に満ちた新しいことに挑戦しようという前向きな雰囲気が広がっています。
中途入社の方や未経験からスタートされた方も増え、皆さんがとても熱心に学ばれている姿に私自身もよい刺激を受けています。
職場の人間関係も良好で、上司や先輩方も気さくで話しやすい方ばかりで、意見やアイデアを伝えやすい環境であり、特に新しく入られた方に対しては、支店全体で教育・研修体制を整えようという動きが活発で、私も積極的に関わっています。
資格取得について教えてください。
3年前に測量士補に合格し、2年前には補償業務管理士(土地調査部門)、さらに昨年は補償業務管理士(営業・特殊補償)に合格し、毎年新しい資格に挑戦できている状況です。
「若いうちに取っておいた方がいいよ」と先輩方からいただいたアドバイスもあり、前向きに取り組むことができました。資格取得を通じて自身の成長を感じられること、そして学んだことが日々の業務にそのまま活かせることがモチベーションになっています。
補償業務管理士の他6部門や関連資格についても出来る限り挑戦したいと考えています。
今後の目標について教えてください。
現在の業務でより専門性を高め、チームに貢献できる存在になることが目標です。将来的には、これまでの経験を活かして後輩の育成にも力を入れていきたいと考えています。私自身、先輩方に助けていただいた経験があるので、今度は私がその役割を担えたらと思っています。
また、女性が少ないこの業界で、安心して長く働ける環境づくりにも貢献していきたいです。
東北支店で若い世代の入社が増え始めた頃から在籍していることもあり、少しでも皆さんの手助けになればと思っています。
応募者へのメッセージをお願いします。
最初はわからないことばかりで不安に感じることもあるかもしれませんが、上司や先輩が丁寧にサポートしますので安心してください。
この仕事は、様々な知識や経験を積み重ねることで、きっと面白さややりがいが見つかるはずです。私たちと一緒に、地域社会の発展に貢献していきましょう!

2022年 中途入社
補償コンサルタント事業本部
東北地区補償部 K・K
担当業務:用地調査等業務(物件等の調査、図面作成、算定、報告書作成、成果物の点検等)
異業種からコンサルタント業務への挑戦
入社理由を教えてください。
私が四門に入社を決意した理由は、コンサルタントとしてお客様に提案する仕事に強い興味を持っており、面接を通じて「提案する側」として活躍できることに魅力を感じ、入社を決めました。
ワーク・ライフ・バランスについて教えてください。
仕事が忙しい時期もありますが、基本的には土日もしっかり休めますし、夜も早く帰れるように調整できます。おかげで、家族と過ごす時間や趣味の時間も確保できています。
資格取得について教えてください。
入社後、測量士補と宅地建物取引士の資格を取得しました。
宅建の知識は業務において必要な場面が多く、資格手当も支給されると聞いたので、勉強を始めました。
仕事の合間や移動時間、週末などを利用して勉強し、試験直前には出張も重なりましたが、無事に合格することができました。
資格取得を通して専門知識が身につき、仕事への自信にも繋がりました。
将来的には補償業務管理士試験にも挑戦する予定です。
現在の業務内容を教えてください。
現在は主に用地調査業務を担当しています。具体的には、公共事業などで土地が必要となった際、その土地の状況や権利関係などを調査し、結果を報告書にまとめています。
全く新しい分野の調査を任されることもありますが、その都度、自分で調べたり、先輩にアドバイスを求めたりしながら、一つ一つ壁を乗り越えています。
ゆくゆくは自分ひとりでも、調査算定がすべてできるようになりたいと思っています。
困難にぶつかったとき、どのように乗り越えていますか?
まずは自分で徹底的に調べます。それでも分からない場合は、経験豊富な先輩方にアドバイスを求めます。先輩方も優しく、分からないことは丁寧に教えてくれるので、心強いです。
仕事のやりがいを教えてください。
自分が調査に携わった土地で、実際に工事が始まるのを見た時や、お客様に調査報告書を納品し、感謝の言葉をいただいた時に大きなやりがいを感じます。
職場の雰囲気について教えてください。
四門には、様々な業界から転職してきた人が多く、未経験で入社した人もたくさんいます。そのため、知識がないことに対して必要以上に気負う必要はなく、安心して働ける環境が整っています。先輩方も優しく、分からないことは丁寧に教えてくれるので、心強いです。
応募者へのメッセージをお願いします。
異業種から未経験で転職を考えている方も多いと思いますが、自分で考え、行動できる方には向いている仕事です。「未経験だから」と気負わずに、優しい先輩が一からお教えしますので、ぜひ挑戦してみてください!

2017年 新卒入社
補償コンサルタント事業本部
用地補償部 補償課 課長補佐 Y・S
担当業務:公共事業に必要な用地取得・建物調査、適正な補償額の算定と地権者への説明、関係者間のコンサルティング業務
街の発展を陰で支える:
補償コンサルタントの仕事のやりがい
入社理由を教えてください。
大学卒業後、内定を得ていた企業がありましたが、自身の適性について改めて熟慮した結果、他の可能性も探求したいと考え、就職活動を継続する中で当社と出会いました。補償コンサルタントという専門性の高い分野に魅力を感じ、新たな専門性を確立できるのではないかと期待したことが、入社を決意した理由です。
困難にぶつかったとき、どのように乗り越えていますか?
業務は内勤・外勤ともに多岐にわたり、調査、資料作成、関係機関との調整など、多忙を極める日もございます。しかしながら、個々の裁量に委ねられた業務計画に基づき、効率的な進捗を図ることに意義を見出しています。
例えば、「この日は特定の業務に集中して取り組む」「この日は早めに業務を切り上げ、自己研鑽に励む」といったように、メリハリのある働き方を実践しています。
また、関係機関との綿密な日程調整や、複数部署との連携は不可欠な要素です。発注者、権利者、自治体といった多様な立場の方々と協働する中で、調整力やコミュニケーション能力が自然と涵養されます。
お仕事のやりがいを教えてください。
入社して数年が経ち、自分が携わった事業が実際に“形”となって社会に現れる場面に立ち会うことがあります。
例えば、用地買収が完了した土地に新たな道路が開通したり、駅が整備されたりする光景です。
建設業のように直接的な達成感とは異なるものの、多くの関係者と協力し、社会基盤整備の一翼を担えたという実感は、非常に大きなやりがいに繋がります。
実際、普段利用している道路が、実は自身が担当した事業によって整備されたものであると認識した際には、格別な達成感を覚えました。特に印象深いのは、昨年プライベートで観光に行った駅前で、整然と整備された歩道や駅前を目にした時です。「これも自分が関わった仕事の一つだ」と認識した瞬間は、今も記憶に残っています。
必要とされる能力は何だと思いますか?
関連法規や制度に関する調査業務も多いため、知的好奇心旺盛で、継続的に知識を吸収することに意欲的な方が適していると考えられます。
案件ごとに適用される法律が異なるため、常に新しい知識を主体的に習得する必要があります。
例えば、建物移転に伴う補償においては、民法、建築基準法、消防法、危険物取扱法など、多岐にわたる法令が関連します。
特に、土地の一部が公共事業により買収される場合には、残存敷地に法的な制約が生じることもあり、その調整には専門性と粘り強さが求められます。その過程で得られる知識と、問題を解決に導いた際の達成感は格別です。
資格取得について教えてください。
補償業務管理士の資格取得には、一定期間の実務経験が求められます。恥ずかしながら私は3度目の挑戦で、その資格を取得することができました。
最初の挑戦では専門科目には合格したものの、基礎となる共通科目で課題が残りました。
しかし、諦めることなく研修に再度取り組み、実務経験を通じて培った知識を体系的に整理することで、最終的に合格を掴み取ることができました。日々の業務が自身の専門性を高める機会に繋がっていると実感しています。
今後、どのようなことに挑戦したいですか?
当社が長年にわたり培ってきた実績と専門性は、かけがえのない財産です。その強みを継承しつつ、若い世代がより効率的に業務に取り組めるような環境整備を推進していきたいと考えています。
例えば、業務の進捗状況を可視化するツールの導入や、部署間の連携を円滑にするシステムの構築などが考えられます。組織全体の能力を向上させることで、より質の高い成果を提供できると確信しています。
また、社会情勢の変化に伴い、公共事業の減少も予測される中で、既存インフラの維持・修繕といった新たな分野への対応も重要となります。変化に柔軟に対応できる組織体制を構築していくことが、今後の重要な課題であると認識しています。
補償業界の将来について、どのように展望されていますか?
業界全体として業務従事者の高齢化が進んでいますが、社会インフラ整備における補償コンサルタントの専門性は、今後も不可欠です。
若い世代がこの業界で長く活躍できるよう、業務の効率化と働きがいのある環境づくりが急務です。
デジタル技術を積極的に活用し、個々の業務負担を軽減しながら、質の高い専門サービスを提供し続けられる仕組みが求められていると感じています。
成長を実感する場面はありますか?
近年、後輩社員から業務に関する相談を受けたり、部門会議において意見を求められたりする機会が増え、以前と比較して視野が格段に広がってきたと感じています。
複数の案件を同時並行で進める中で、部署間の調整や工程管理を担う場面も増えました。
自身の担当業務に留まらず、チーム全体の進捗状況を把握し、円滑な業務遂行を促す視点を持つようになったと自覚しています。
今後は、更なるマネジメント能力の向上を図り、より強固なチームづくりに貢献していきたいと考えています。
応募者へのメッセージをお願いします。
自身の経験から言えるのは、指示されたことだけをこなしていては、真の成長は難しいということです。
自ら積極的に考え、行動し、疑問点は臆することなく周囲に質問する。その積み重ねが、自身の成長を大きく加速させます。
最初はわからないことばかりでも構いません。経験豊富な先輩社員が丁寧に教えてくれますし、自身の意見を持つことが大切です。
何のためにこの仕事に取り組むのかを常に考えながら、社会に貢献するやりがいを一緒に感じていただけたら嬉しいです。

2022年 新卒入社
補償コンサルタント事業本部
用地補償部 補償課 I・M
担当業務:土地評価業務(公共事業に必要な土地の価格を評価する)
未経験から「土地評価のプロ」へ!
公共事業を支えるやりがいと成長
入社理由を教えてください。
私は幼少期から、公的な仕事に憧れを抱いていました。就職活動中に四門を知り、公共事業に関わる仕事内容に魅力を感じました。
大学時代に広島で豪雨災害を経験し、ライフラインが寸断される等、不自由な生活を送りました。後になって、その復旧に向けて多くの人々が尽力していたことを知り、普段何気なく利用している道路や鉄道を守る仕事に魅力を感じるようになりました。四門の仕事は、まさに公共事業に携わる一員して、人々の生活を支えることに繋がっていると思ったことが志望理由です。
資格取得について教えてください。
入社後、宅地建物取引士(宅建)と測量士補の資格を取得しました。私は教育学部出身で、いずれの分野も専門外でしたが、新たな知識を一つ一つ積み重ねていくことにやりがいを感じられました。
特に宅地建物取引士の勉強で得た法律等の知識は、実際の土地評価の仕事に活かせる場面が多く、勉強したことが仕事とリンクする瞬間が本当に楽しかったです。取得は、仕事の面白さと自身の成長を実感できる大きなきっかけになりました。
現在の業務内容を教えてください。
現在、公共事業に必要な土地の価格を評価する仕事をしています。事業で取得する土地の周辺の状況や、都市計画、法令上の制限等を確認した上で、近隣で実際に行われた土地の取引価格を調査し、適正な評価格を算定します。
土地評価の仕事は、事業で取得する土地だけでなく、その土地が属する地域全体の状況を把握することが重要です。また、取得する土地間の価格のバランス等も考慮し、権利者の方に納得いただける公平な価格を提示できるように心がけています。
お仕事のやりがいを教えてください。
土地評価の仕事は、権利者の方と直接お会いする機会は少ないのですが、その方々の今後の生活に大きく関わる価格を算定する責任の重さを常に感じています。だからこそ、発注者の方と密に連携を取り、少しでも不安な要素があれば事前に確認し、丁寧に進めるようにしています。
自分が評価に携わった土地で人々の暮らしを支える堤防等の建設が予定されていると聞いた時には、災害を経験した身として、「この仕事が、誰かの命を守ることに繋がるかもしれない」と感じ、身が引き締まると同時にやりがいを感じました。
職場の雰囲気について教えてください。
部署の先輩や上司の皆さんは優しく、忙しい時は「大丈夫?無理していない?」と声をかけてくださったりします。私が担当している土地評価業務には後輩はいませんが、他の業務を担当している方々と交流する機会もあり、風通しの良い職場だと感じています。
多様なバックグラウンドを持つ方々がいるので、未経験で入社した私も安心して働くことができています。困ったことがあれば、周りの先輩方が丁寧に教えてくれるので、大変心強いです。
今後の目標について教えてください。
将来的には土地評価の分野で誰からも頼られるプロフェッショナルになりたいと思っています。そのためにも、まずは目の前の業務に真摯に向き合い、知識や経験を深めていきたいです。
また、補償全体の流れを理解することも重要だと考えているので、他の部署の仕事や関連する資格にも挑戦し、さらに専門性を高めていきたいです。
応募者へのメッセージをお願いします。
四門には、様々な経験を持つ方々がいますが、皆さん「人の役に立ちたい」という想いを持っていると感じています。この仕事は、覚えることも多く、地道な作業もありますが、その先に、社会に貢献できるという大きなやりがいがあります。
積極的に学び、成長していきたいという意欲のある方と一緒に働けることを楽しみにしています!

2020年 中途入社
補償コンサルタント事業本部
北陸地区補償部 主任 H・Y
担当業務:能登半島地震復興支援業務
社会貢献の実感:
復興の最前線で活躍する先輩の熱い想い
入社された理由を教えてください。
以前は部品メーカーや機械の営業など、製造業に長く携わっていました。もちろん、やりがいも感じていましたが、未経験の分野に挑戦したいという想いがずっと心にありました。そんな時に四門の求人を見つけ、「社会に貢献できる仕事」という点に強く惹かれたことが入社の理由です。
畑違いの業界への挑戦、不安はありませんでしたか?
不安がまったくなかったわけではありません。専門知識もゼロからのスタートでしたが、入社後すぐに、先輩方が丁寧に指導してくださり安心業務に取り組むことができました。未経験でも安心してチャレンジできる環境だと実感しています。
入社されてから、どのような業務に携わってこられましたか?
最初は「事業損失(※)」に関する業務に携わっていました。土地や建物の所有者の方々と直接お話しする中で、さまざまなご意見やご要望を伺う機会が多く、対話の大切さや真摯に向き合う姿勢を学びました。
現在は、復興支援に関する業務を担当しています。被災された方々の話を伺いながら、少しでもお役に立てるよう取り組んでいます。被災して混乱している中、倒壊した家屋を片付けるための解体業者までつなげる手続きを行いました。解体後、更地となった土地を見た権利者の方に「ありがとう」と言っていただけた時、この仕事の意義とやりがいを改めて実感しました。
資格取得について教えてください。
業務に必要な資格については、積極的に取得を目指しています。昨年は測量士補の資格を取得し、現在は宅地建物取引士(宅建)の勉強中です。異動したばかりでなかなか時間の確保が難しい時期ですが、スキルアップのために工夫しながら勉強を続けています。
今後は、補償業務管理士試験にも挑戦したいと考えています。
部署の雰囲気はいかがですか?
北陸支店は少人数体制ですが、非常に風通しが良く、協力し合える温かな雰囲気の職場です。協力会社の方々とも密に連携を取りながら業務を進めていますし、上司や先輩方も気さくで頼りになる存在です。以前所属していた部署の方々とも今でも連絡を取り合うなど、良好な人間関係を築けていることも大きな励みになっています。
困難にぶつかったとき、どのように乗り越えていますか?
復興支援業務では、関係者との調整などで大変な場面もありますが、一人で抱え込まず、都度、上司や先輩に相談するようにしています。また、休日はしっかりと休息を取り、オンとオフの切り替えを意識して、前向きに乗り越えています。
今後の目標や、四門で挑戦したいことはありますか?
具体的な目標はこれから明確にしていく段階ですが、入社のきっかけとなった「事業損失」について、さらに深く携わっていきたいという想いがあります。そのためにも、日々の業務をとおして知識と経験を積み重ねていきたいです。
応募者へのメッセージをお願いします。
四門は、未経験の分野でも積極的にチャレンジできる環境です。最初は分からないことも多いと思いますが、周囲には丁寧にサポートしてくれる先輩がたくさんいます。人と話すことが好きで、フットワーク軽く行動できる方であれば、きっと活躍できる環境です。
この業界は、普段あまり目立ちませんが、社会にとって欠かせない仕事です。やりがいも大きく、自分自身の成長を実感できる場面も多いので、ぜひ私たちと一緒に、社会に貢献できる仕事に取り組んでいきましょう!
※:事業損失:工事の施工に伴い周辺に発生する損害(日照阻害、テレビ電波障害、水枯渇、建物等の損害)について、損害の程度を確認するための調査、因果関係の検討、対策方法の提案や対策費用の算定を行う業務のこと。

2024年 新卒入社
補償コンサルタント事業本部
営業管理部 M・N
担当業務:案件公告情報収集・入札参加申請・技術提案書提出・設計金額積算・入札契約及び業務着手書類の作成等
マルチタスクを乗り越えて
-達成感と社会貢献を実感-
入社理由を教えてください。
就職活動では、多くの人の生活に関わるような仕事に就きたいという想いがありました。中でも、衣食住の「住」にあたる建設業に関心を持ち、さまざまな企業を調べる中で四門と出会いました。国と直接仕事をしている点に惹かれ、社会資本の整備や公共の利益と私有財産の調整といった、人々の暮らしを支える事業に関われることに大きな魅力を感じました。また、国から直接仕事を発注されているという点にも「面白そうだな」と思ったことが、入社の決め手の一つです。
女性にとって働きやすい環境だと思いますか?
たしかに若い女性はまだ少ない印象ですが、特別扱いや気まずさを感じることはなく、皆さん自然に接してくださります。現地の立ち会いで山に行くときなどは「虫がいるけど大丈夫?」と気にかけてくださるなど、細やかな気遣いを感じる場面もあり、温かい職場だと実感しています。
職場の雰囲気について教えてください。
同期が4人いて、休憩時間などに声をかけあったり、ランチに行ったりできる関係です。程よい距離感を保った関係性が築けていて、同期の存在が心の支えになっています。
勉強していることを教えてください。
日々の業務で初めて出会う言葉や書類に触れることが多く、その都度調べながら知識を増やしています。補償業務に限らず、契約書類に触れる機会も多いため、法律関係の知識にも関心を持つようになりました。先輩が宅地建物取引士の資格を取得されたことも刺激になっていて、私も将来的には挑戦したいと考えています。今はまず、日々の業務を通じてしっかり基礎を身につけていきたいです。
困難にぶつかったとき、どのように乗り越えていますか?
複数案件を同時に進めるマルチタスクの仕事が中心なので、誰がどの業務の何をどこまで進めているかを常に把握しておくこと必要があります。入社したばかりの頃は人の名前と顔が一致せず、「〇〇さんの担当の〇〇の件で契約書はありますか?」と聞かれても、すぐに答えられない場面も多くありました。
そこで、できるだけ早く正確に対応できるように、メモを細かく取ったり、案件ごとに付箋をつけて「終わったら剥がす」など、工夫を加えてきました。
昨年度は30~40件の案件を抱えていた時期もありました。常に状況が変化する中で、柔軟に対応する力も養われたと感じます。
お仕事のやりがいについて教えてください。
自分が担当した案件の落札が決まると、安心と達成感を強く感じます。
また、災害復旧の業務に携わった際には、地域の復興に間接的ながら貢献できていることを実感し、仕事の意義を改めて感じました。「社会の役に立てている」と思える瞬間は、この仕事ならではのやりがいです。
今後の目標について教えてください。
四門では多くの社員が専門資格を取得しており、私も将来的には資格をとおして業務に貢献したいと考えます。現在は、補償業務に直接関わっているわけではありませんが、それ以外の分野でも知識やスキルを活かせる資格に挑戦し、自分の強みを見つけていきたいと思っています。
ワーク・ライフ・バランスについて教えてください。
旅行が趣味で、休日は国内外を問わずリフレッシュの時間を楽しんでいます。有給休暇も取得しやすく、自分の時間を大切にしながら働ける環境だと感じています。
最近では台湾に旅行に行き、小籠包やタピオカをたくさん堪能してきました。仕事とプライベートのメリハリをつけて、毎日を充実させることができています。
応募者へメッセージをお願いします。
社会人になることへの不安があるかもしれませんが当社には丁寧に教えてくれる先輩方がたくさんいます。私自身、同期にも恵まれており、何かあれば相談できる環境にあります。多くの業務に携わり、貴重な経験ができる職場だと思います。ぜひ一緒に、前向きに楽しみながら働いてみませんか?