四門では長距離飛行が可能なカイトプレーンや無人航空機を使用して様々な調査を行っております。
[第4回国際ドローン展]では、実際に南極にて広範囲をゆっくり安全に飛び大気観測を行った小型調査用カイトプレーンを出展。
58次、59次、60次、62次南極での観測などでも活用、2時間飛行の優位性をいかして長距離の活用が求められる輸送などで活用を目指しております。
カイトプレーンはハングライダーのような翼を持ち、固定翼タイプよりゆっくり移動でき、回転翼のドローンと比べより広範囲を飛行できる特徴を持ちます。
マルチコプターと固定翼の両者の中間のようなタイプで、エンジンが止まってもカイトを使って地上に着陸できるため、広範囲をゆっくりと安全に調査するのに向いています。
カイトプレーンは長距離輸送や大気調査などにドローンを活用しております。
利用実績は、1992年に長崎県雲仙普賢岳が噴火した際には、NHKの撮影で空撮を行ったのをはじめ、南極大陸の大気サンプリングにも使用されています。また、現在は森林火災の消防活動に使えるかを検証する実験も行っています。
全長 | 2,290mm |
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全幅 | 2,970mm |
全高 | 1,295mm |
機体重量 | 24.0kg(搭載物込み) |
プロペラ | 直径583mm |
エンジン | 2サイクルガソリン型/80cc |
燃料タンク | 4L(2.8kg) |
耐風速 | 8m/sec |
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最大沈下率 | 1m沈下ごとに7m移動 |
離陸範囲 | 円形100mが望ましい |
ペイロード | 5キロ |
最低離着陸範囲 | 迎え風着陸時、着陸距離30から40m 横風時、着陸距離50から60m |
カイトプレーンは、用途にあわせて適切なペイロードボックスを設計でき、ガソリン燃料タイプは5kgの重さ(燃料別)を乗せて最長2時間飛行できます。
電動タイプのカイトプレーンも存在し、1200mm、重量8kg(バッテリー別)で最長1時間飛行できます。
頑丈な機体
壊れにくく、もし壊れても修理が簡単です。運用しやすい機体です。長い飛行時間・飛行距離
飛距離40km程度、飛行時間は2時間と非常に長く長時間です。
大きな積載能力
カメラや測定機器等5kg搭載して飛行出来ます。
全体のバランスに優れたカイトプレーン
カイトプレーンは、マルチコプターや固定翼型のドローンよりも、総じてバランスの優れた機体です。
長い飛行時間、積載量、コストと、ドローンを実際に運用するにあたり必要な条件を多く満たしております。
3D測量
津波シミュレーション
大気観測(検知器はオプション)
現場の実況中継
夜間監視
精密農業(ソフトウェアが別途必要)